夫婦の感じ方の違い

夫婦のすれ違いとは何が理由で起きていくのだろうか…

 

数年前まではそんな事考えてもいなかった

 

いつからだろうか

この家から出ることを少しずつ考え始めたのは…

「離婚」という文字を現実に考え始めたのは…

 

 

それは

他に愛する人が出来たというのも大きい理由ではあるが

ただ不倫をして

一時の感情で突っ走っている訳では決してない

 

 

コロナ渦になり

仕事に対する考えも変化し

色んな事へ目を向けるようになったこと

 

40代という年齢も大きく関係している

 

このまま旦那と家族優先の人生を送ってしまって良いのだろうか?

逃げてはないだろうか

本当の自分を押さえつけたままではないのか

自分は何もチャレンジしないままでよいのだろうか

死ぬときに悔いは残らないだろうか

 

 

 

 

娘が小学4年生位になる頃を目安に正社員で働こう…

もしくはずっとパートで家庭優先で働こうか…

私の仕事の事なんて、あまり真剣に考えていなかった。

その時の家族の状況をみながら

娘の様子を見ながら

私の働き方は家族優先するしかないと思っていたから

 

でもそれを待っていたら

今度は本当に働けなくなりそうだと思った。

 

 

 

正社員で働くなんて何年ぶりだろう…

 

結婚して11年

ずっとパートタイムでのんびり働いてきた。

 

新婚当初は、良き妻になりたくて一生懸命無理してた。

娘が生まれてからは、良い母になりたくて子育てに必死だった。

結果思ったのは、

自分には専業主婦になれる程家庭的でもなければ

母性の強いタイプの女ではないという事だった。

だけどどちらも

自分の中ではそれなりに頑張ってきたつもりだったのだ。

 

 

 

 

前の職場で彼と出会い

初めて自分がひとりの社会人として認めてもらえた気がして

働くことに自信がついた。

それだけでなく

社会人として

母として

女として

私に無くしてしまった自信を取り戻させてくれたのだ。

 

世間ではただの不倫と言われてもいい。

出会いは私の人生に大きくプラスにしてくれた。

 

 

今まで旦那と娘の為だけに自分は存在していると思っていたけれど

旦那から私と言うひとりの人間に対し

何か求められることはあっただろうか?

 

確かに何も求められないのは楽ではあったが

いつも虚しさと共存していた。

言葉にして褒められる事の自己肯定感みたいなものを

満たされることはほとんどない生活だった。

 

家事にしても育児にしても、

もう少し理解が欲しい…という思いは募るばかり

 

何を言っても伝わらず

旦那の本心は結局よく分からないまま

本心は違うのかもしれないけど、

それも言葉にしてくれないから理解のしようもなかった。

 

私の結婚生活はずっとどこか満たされていなかったのかもしれない。

 

結婚する時にセックスは望まないと決めたはずなのに

それでもまだ私は女である事を諦めて過ごしたくはない。

 

 

 

セックスに対してずっと見て見ぬ振りを続けてきたのは旦那。

夫婦がとっくに破綻していたことに気付かない振りをしていたのは私自身だ。

 

お互いが現実から目を背け続けた結果が

結局なにもかも壊れてしまっていて

気が付いた時には修復不可能になっていたのだ。

 

 

でも私はずっと分かっていた。

 

こうなる前に何度も伝えていたから…